現役看護師じょんさんのYoutubeチャンネルの中から3ヶ月に渡り御紹介いたしました厳選動画の中より「訪問看護師の心得として」特に大切なポイントを掘り下げてみたいと思います。
【あなたは間違って教わってます】
「訪問看護という名前が、もはや印象操作じゃないかと思ってきました。生活コーディネーターの方がしっくりくると思うくらいです。」とじょんさんは述べられています。
当事業所では『自分らしさコーディネーター』と説明していますが全く同じことを感じています。
ある程度 訪問看護の経験があれば「生活コーディネーター」「自分らしさコーディネーター」と聞けば「あ~、分かる」と共感できるのではないでしょうか。もし共感できない、もしくは、理解できないようであれば もう少し動画を観て研究して頂ければと思います。
TVドラマの影響もありますが『病棟 看護師』から『訪問 看護師』をイメージしにくい方にも御理解いただけるよう少し極端ではありますが【訪問看護師の方程式】を導き出しました。
訪問看護師 = 保健師 + 介護士 + 時々看護
時々 看護師 ではなく 時々 看護 であるところが最大のポイントです。???と感じるのではないかと思いますが看護師ではなく看護をすることが訪問看護師の醍醐味です。
病棟看護とは違い「後でまた来ますね」が出来ないのが訪問看護です。もしかすると次に利用者様に御会いするのが1ヶ月後、2週間後、1週間後かも知れません。課題・問題・不安の繰り越しは避けたいものです。
これを言うと「難しそう」と思われるかもしれませんが、看護師だけではなく、医師・薬剤師・ケアマネジャー・リハビリ職・介護職・医療相談員・心理カウンセラー等に近い役割を担う事もあります。
ゲームで例えるとFF(ファイナルファンタジー)でいう回復・援護を主体とする白魔法と、攻撃・相手の弱体化を主体とする黒魔法を使い、剣も扱う赤魔導士を極める事かも知れません。ある意味では究極の『何でも屋』になる事かも知れません。