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「働きアリの法則」に学ぶ

「働きアリの法則」とは 働き蟻 に関する法則で「2-6-2の法則」とも言います。

 

・働き蟻のうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。

 

・よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。

 

・よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働く蟻になり全体としてはまた2:6:2の分担になる。

 

・よく働いているアリだけを集めても、一部がサボり始め、やはり2:6:2に分かれる。

 

・サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。

 

出典:Wiki働きアリの法則

 

 この法則に関しては、どうすればずっとサボっているアリを働かせられるか?どうすれば効率を上げられるか?等 ビジネスシーンで用いられる事が多くググると多くのサイトで目にすることができますので御興味ありましたら是非検索なさって下さい。

 

自然より人類は知恵を授かっています。痛みの少ない注射針、風力発電タービン、マジックテープ、新幹線、ドローン等 生物よりヒントを得て現在の科学に活かされています。

 

以下は当事業所の完全オリジナルですが既に同じ概念として取り入れている人もいるかも知れません。

 

「働きアリの法則(2-6-2の法則)」に何を学ぶのか?

 

今回、2-6-2の法則を「思考」や「心」に当てはめてみるのはどうかと考えています。余裕の無さよりパニックに陥ったり、精神的に追い詰められるのではないかと推察しています。所謂「予備能力」のことですが、常に余力があればキャパオーバーになるリスクを軽減させることができる可能性を期待しています。

 

<自分の能力のうち>

    2割:動けるよう待機する

    2割:ほどほどにガンバる

    6割:力まずにやり過ごす

 

特に①が重要なポイントとなります。アリの世界ではサボっている訳ではなく待機要員として存在しています。スポーツで言うとスタメンではあるがベンチ入りなのです。①⇔③と交互にすると③の疲労などコントロールする事が可能です。

 

①の能力に関しては、②と同等もしくはそれ以上の能力が求められます。

 

つまり自分の持てる能力の下から順に1%~60%で力まずにやり過ごし、61%~80%でほどほどにガンバり、81%~100%は動けるよう待機するという事です。

何事も気持ちに余裕があっての言動です。

 

2-6-2の法則改め「2-2-6の法則」を常に意識して余裕をもって行動することを実践していきたいものです。

 

現代は科学の進歩により便利になっていることに反して有余が減少しているため閾値(限界点)が低くなっています。積極的に「力を抜く技術」を身に付ける必要があると思います。