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ネガティブ脳をポジティブ脳に変えよう!

嫌な出来事をいつまでも覚えていたり、逆に楽しい出来事をすっかり忘れてしまったりする事が不思議に感じます。嫌な事は忘れて嬉しい事だけ覚えていられると幸せな人生を過ごせるように思います。嫌な事をいつまでも覚えているのには理由があるそうです。

 

嫌なことは、強い感情を伴いやすく、その感情が記憶を強化するため、覚えやすいです。また、嫌な経験は、危険を回避するための情報として、生存に役立つ可能性が高いことから、より強く記憶に残るとも考えられているそうです。

 

楽しいことは何故覚えられないのでしょうか?忘れたくないのに、と思う人も少なくないのではないでしょうか。ここに私なりの持論があります。楽しさに慣れるとそれ以上の楽しさを求めることになります。楽しさを忘れることで、同様の楽しさでもまた感動することができるのではないでしょうか。

 

思い出せないことがあり、別のことをしていて急に思い出すことってないでしょうか。これは脳が無意識下でずっと答えを探しているからだそうです。「何であの時こうしなかったのか?」等と答えが出ない悩みは解決されないままメモリーに残っていくとか。あっと言う間にメモリー不足になりそうですね。

 

答えが出ない悩みで脳疲労を引き起こすようであれば「これでいいのだ」と脳を納得させる(騙す)ようにした方が脳にとっては健全なことかも知れませんね。余談ですが他人を叱っている時、脳は主語を理解することができないのであたかも自分自身を責めていると誤認するとか。

 

ここからは完全に持論です。脳にはモードがあると思っています。楽しい時にはどうでも良いことでも楽しく感じ、逆に不機嫌な時にはどうでも良いことまでつまらなく感じることってないでしょうか?つまり脳のモードをコントロールできれば日常生活にも変化が生まれるのではないかと思っています。

 

私はもともとネガティブに捉える傾向があるので物事をポジティブに捉えて前向きになれるようにマインドコントロールしています。例えば、自転車の移動は嫌だなあ → 仕事中に運動できるなんてラッキー!のような感じです。すると脳に「嫌だなあ」が溜まらないばかりか「ラッキー」モードになります。

 

ネガティブが悪い訳ではありません。私はネガティブをエネルギーに変えるよりナチュラル(ニュートラル)でいる方が動きやすいです。逆にポジティブ過ぎてもどことなく白けてしまう自分自身がいます。自身のコントロールは自身で行うことになるので自分自身ときちんと向き合う事が重要になりそうです。

 

私はON/OFFはっきりつけたメリハリ行動が実は得意ではありません。それよりも低空飛行でも乱高下のない方が飛びやすいとさえ感じています。ネガティブをポジティブにするのが目的なのではなく常にニュートラルでいる事の方が私にとっては都合が良いので高低差を無くす事を優先にしています。

 

マイナス10をプラス10にすると、その差は20にもなるので振り幅的にしんどいです。私がニュートラルでいたいのはマイナス10になろうがプラス10になろうが、その差は10です。ニュートラルでいたとしてマイナス2に感じる事象がマイナス1になるだけでも心が軽くなりそうに思いませんか。

 

ニュートラルが良いとは言っても常にニュートラルで居続ける事は難しく色んな要因によってポジティブにもネガティブにも変化します。個人的にはネガティブ方向に引っ張られやすいのでネガティブからいち早くニュートラルに戻れるように日頃からポジティブ方向を意識しています。

 

 

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