現役看護師じょんさんのYoutubeチャンネルの中から「訪問看護師の心得・続けるためのポイント」をテーマに動画を厳選致しました。
前回までのテーマ
「これから訪問看護師を目指す方へ」はこちら
「訪問看護師に転身する前に自問自答する」はこちら
過去テーマも併せて視聴頂き訪問看護師としての学びを深めて頂けますと嬉しく思います。病棟看護とはスタンス・スタイル・スタートも異なるため戸惑う事だらけだと思いますが少しずつ慣れていきますので焦らず諦めずに病棟看護観⇒在宅看護観を身に着けて頂けますと幸いです。
【新人聞いてくれ】
現場で絶対に指導する大切な3つの事について現役訪問看護師が解説
【訪問看護あるある】
大失敗あるある 絶対経験したことあるよね?
【あなたは大丈夫?】
新人がやってしまうミスについて現役訪問看護師が解説
動画の一つ目のトピックです。
■利用者さんとのコミュニケーションのミス
♯会話の途中途中に『ね』と使う
<要因>
無意識に相手に同意を求めてしまっている
自信がないから同意を求めてしまっている
<例>
〇〇さん「ね」
この薬「ね」
ちゃんと飲んでください「ね」
やっぱり明日こそ「ね」
お風呂に入れるように「ね」
なってるといいです「ね」
<解説>
話聞いて『ね』言う事聞いて『ね』
無くても通じますよね
めちゃめちゃ気になるんですよね
気づかない事が多いんですよね
あれ? じょんさんも「ね」を使ってない? とツッコミが入りそうなので補足です。じょんさんは意識的に視聴者に疑問を投げかけるために敢えて「ね」をチョイスしています。そこには狙いがあります。
TPO、関係性 等によって「ね」に関しての受け方は変わりますが、慣れ慣れしく感じる可能性があるため使わない方がベターという事だと思っています。本人にそのつもりがなくても、相手にそのように伝わる可能性があると言う事です。
そうは言っても、当事業所スタッフは「なっているといいですね」を敢えて使用している者もいます。初級者ではなく中級者・上級者としてです。訪問看護師と利用者さんの『共通の目標』を持つことは大切な事ですが、目標達成を目的にするあまり「(利用者さんの目標を)叶えたい」「(担当看護師の)期待に応えたい」とお互いにプレッシャーがかかる場合があると思います。そんな時に同じ目線で同じ目標を持ち距離感を整える為の呪文の一つとしての「なっているといいですね」です。
最終的には、いくら話し手が気を遣ったとしても相手の受け取り方が全てです。自信がない場合は「ね」は避けて別の表現を使いましょう。
【初回訪問って何するの?】
訪問看護の初回訪問においての目的とポイントを現役訪問看護師が解説
新人の訪問看護師に関わらず、経験者も所長も、訪問リハビリ職も、全ての訪問スタッフに見て欲しい動画です。完全バイブルです。病院関係者にも是非、見て欲しい動画です。初回訪問として解説されていますが継続していく事がとても重要です。1年後、2年後に違いが出てきます。
このポイントが理解できていないと訪問看護師としてはスタートできません。公にして少し発信しにくい内容であるため、これまでなかなか声にできませんでしたが、じょんさんがズバリ解説されています。ここまで訪問看護のコツをコーチングして下さるじょんさんは素晴らしいです。このポイントを押さえることで本当に伸びしろが変わります。
【毎日が作業に感じる】
看護が楽しくなる方法を現役訪問看護師が解説
次回は 現役看護師じょんさんのYoutubeチャンネルの中から3ヶ月に渡り御紹介いたしました厳選動画の中より「訪問看護師の心得として」特に大切なポイントを掘り下げてみたいと思います。