「悩みを減らすという選択」
利用者さんから教わった“決める力”
ストレスから体調を崩された利用者さんが、こんなことを話してくださいました。
「人は“悩み続けること”でストレスを増やしているのかもしれない」
日々の生活の中で、AかBか迷う場面は誰にでもあります。そして、Aを選んだ後で「やっぱりBの方がよかったのではないか」と考えてしまうことも、決して珍しくありません。
その利用者さんは、こうした“選んだ後の迷い”こそがストレスの原因だと気づかれたそうです。
そこで実践されたのが、
「一度Aと決めたら、A以外の選択肢を切り分ける」
という方法でした。
すると、不思議と気持ちが軽くなり、選択した結果をそのまま受け入れられるようになったと言います。
悩むこと自体が悪いわけではありません。
むしろ、悩むことは大切な過程です。
ただ、その悩みが長く続き、「もしも」にとらわれ続けることで、心に負担をかけてしまうことがあります。
岐路に立つことは避けられません。
しかし、いったん進む道を決めたなら、その先はもう一本の道です。
振り返り続けるのではなく、選んだ道を歩いていく。
そのシンプルな考え方が、心を軽くすることもあるのだと、利用者さんから教えていただきました。
訪問看護の現場では、こうした“生きる知恵”に出会うことがあります。今回もまた、大切な気づきを分けていただいた時間となりました。
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