📖 咲きそうな場所に、種をまきなさい
~ 置かれた場所で咲くこと、
自分で種をまくこと ~
「置かれた場所で咲きなさい」
渡辺和子さんの言葉として、多くの人に知られています。
今いる環境の中で、自分にできることを精一杯行う。
その考え方に、私自身も何度も励まされてきました。
一方で、最近、別のことを考えるようになりました。
それは、
「咲きそうな場所に、種をまくことも大切なのではないか」
ということです。
置かれた場所で咲くことは、とても尊いことです。
けれど、人生には、自分で種をまく時間もあります。
新しいことを学ぶこと。
誰かに想いを伝えること。
一歩踏み出してみること。
どこに芽が出るのかは分かりません。
それでも、可能性のある場所に種をまき続けることは、未来へ向かう小さな希望なのかもしれません。
訪問看護の現場でも、同じように感じることがあります。
利用者さんが、
「やってみようかな」
と口にされる瞬間があります。
会いたい人がいる。
行ってみたい場所がある。
昔やっていたことを、もう一度始めてみたい。
私たちは、その答えを持っているわけではありません。
けれど、その人が一歩を踏み出せそうな場所に、小さな種をまくことはできるのかもしれません。
やってみたいこと。
会いたい人。
行ってみたい場所。
もう一度、挑戦してみたいこと。
その種が芽吹くかどうかは分かりません。
けれど、可能性のある土壌を一緒に探すことはできます。
「置かれた場所で咲きなさい」
という言葉があるように、
「咲きそうな場所に、種をまきなさい」
という考え方も、人生には必要なのかもしれません。
どちらか一方ではなく、その両方を大切にしながら。
私も、これから少しずつ、種をまいていこうと思います🌻
